紬和花(つむぎわばな)の製品は、紬の独特な柄と質感を最大限に活かし、日常にちょっとした特別をもたらします。紬で作られた花のワンポイントを用いて、季節感やTPOに応じた個性を表現できる、真に特別なアイテムです。
紬和花(つむぎわばな)は、着物文化の減少とともに危機に瀕している日本各地の織元文化を守る使命を担っています。美と機能性を兼ね備えた製品を通じて、紬に新たな価値をもたらし、文化の継承と発展に貢献します。
紬和花の各製品は紬の織物柄が異なる、独特の一点ものです。デザインから考えたいという方にはデザインからの製品開発も承っております。
すべての製品には、紬で作られた花のワンポイントがあります。これを付け替えることで、季節や場所に応じた雰囲気を演出します。
塩沢、大島など、日本各地の有名な紬産地の素材を使用しています。
軽量で年配に優しい旅行バッグと巾着セット。内ポケット付きで、巾着で手軽な移動も。二泊三日向き。
日常使いに便利な懐紙入れ。質素で邪魔にならず、札入れとしても多用途。お茶会から日常まで。
紬の花がポイントの名刺入れ。名刺を渡す際、花の心もご一緒に。
絹の織物で風格を添えるポケットチーフとチーフホルダー。しっかりと形をキープ、紬の花でひと味違う華やぎを。
A4対応でお稽古最適、中ポケットで整理も簡単。季節やシーンに合わせて花のワンポイントで差をつけます。
日本酒からワイン、お花まで縦長デザインでおしゃれに携帯。ちょっぴり大きな花のワンポイントで、贈る瞬間も特別感が溢れます。
プレゼントやお店用にも最適。食事もおしゃれに、持ち運び便利な紬和花の食事用エプロン。襟元もきちんとカバー、花のワンポイントで個性をプラス。
平安時代にさかのぼるとされる日本の紬織物は、各地域の気候や文化に適応した形で独自に発展してきました。奄美大島の大島紬、新潟県塩沢地域の塩沢紬など、地域ごとに異なる特色と美しさを持っています。
紬は地域ごとに特色があります。塩沢紬は、上質な絹を使用し精緻な織りが特徴。一方、大島紬は泥染めの手法を使い鮮やかな色と独特の文様で知られています。この地域性が紬の多彩な表現を生んでいます。
例えば、塩沢紬では、複数回洗い、染め、乾燥させる過程を経た絹糸を使用します。独特の染め技法、特に「絞り染め」の手法で、糸を手で結び、染める部分と染めない部分を作り出します。この手仕事の精度と繊細さが、その高い品質と独自の美を作り出しています。
塩沢紬と同じ地域で製造される越後上布は、その卓越した手法でユネスコの無形文化遺産に認定されています。越後上布は麻を用いますが、塩沢紬と同様の精緻な手仕事と技術が用いられています。このような高い評価は、塩沢紬にも間接的に影響を与え、その品質と美を一層際立たせています。
紬の素材と柄は季節によって異なります。寒い季節には暖かい真綿紬、暑い季節には涼しい麻や木綿を選ぶなどします。春には桜柄、夏には涼しげな青や白、秋には落ち葉や月、冬には雪や梅が描かれるなど、紬は四季折々の自然の美を感じさせてくれます。
着物文化の衰退とともに、紬という素材とその伝統的な技術も失われつつあります。このままでは、貴重な産地や技術が疲弊してしまう恐れがあります。紬和花では、紬を現代のライフスタイルに適した商品に生まれ変わらせ、新しい市場での定着を目指します。これにより、失われつつある伝統と技術を保全し、世界にもその価値を広めたいと考えています。
東京都渋谷区出身。起業家の父と芸術的に優れた母のもとで自由奔放に育つ。私立成城大学を国文学専攻で卒業後、28歳で神奈川県川崎市にて学習塾を設立。その後、不動産・建築業、さらには環境改善に焦点を当てたエコ事業にも手を広げる。
40年以上にわたって日本全国の着物の産地と作家を訪問し、独自の視点で着物を収集。多くの今はなくなってしまった技法や産地の貴重な作品も所持している。
日本の着物文化の衰退を深く憂い、塩沢地域とのコラボレーションでオリジナルブランド「紬和花」を設立。エコ事業と紬和花はともに、持続可能な社会(SDGs)に貢献する目的を持つ。自らもメインデザイナーとして製品開発に積極的に関与している。
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