「事故部屋」の特殊清掃


今回特殊清掃の依頼を受けたのは、集合住宅の1室で2名の方が亡くなった部屋です。

詳しいことは聞かされないのですが、死後2週間ほどで発見されたようで

1名が和室、もう1名がトイレで、どちらの方も出血していたという状況です。

 

<1日目>

そのままの状態で、全ての部分に専用の消毒剤を散布し1日置きます。

原体には液剤を散布し血液の凝固を緩和させる処置を行います。

これらの作業は、作業者に対する細菌感染等の予防措置です。

DSCN5280DSCN5301DSCN5294

 

 
<2日目>

室内の残置物を、その品目毎に取りまとめて整理していきます。

そして室内全体を清掃・クリーニングしていきます。

今回の場合は「トイレ内部」と「和室床」部分にみられる血痕や体液等の汚れを

救急車内部にも使用されている薬剤を用いて特殊な清掃をします。

原体を除去していくので臭いの元は取り除けます。

DSCN5332DSCN5314DSCN5324

 

 

<3日目>

光触媒を使って、室内全体を抗菌コーティングしていきます。

すでに浸みついてしまっている臭いを分解して消臭していくので

室外に悪臭が漂う心配がなくなります。

そして、時間の経過と共にこの光触媒効果は持続・強化されていきます。

DSCN5336DSCN5337

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。


*画像内に表示されている文字を入力して下さい