「事故部屋」の特殊清掃
- 2017年10月08日
- 光触媒
今回特殊清掃の依頼を受けたのは、集合住宅の1室で2名の方が亡くなった部屋です。
詳しいことは聞かされないのですが、死後2週間ほどで発見されたようで
1名が和室、もう1名がトイレで、どちらの方も出血していたという状況です。
<1日目>
そのままの状態で、全ての部分に専用の消毒剤を散布し1日置きます。
原体には液剤を散布し血液の凝固を緩和させる処置を行います。
これらの作業は、作業者に対する細菌感染等の予防措置です。
<2日目>
室内の残置物を、その品目毎に取りまとめて整理していきます。
そして室内全体を清掃・クリーニングしていきます。
今回の場合は「トイレ内部」と「和室床」部分にみられる血痕や体液等の汚れを
救急車内部にも使用されている薬剤を用いて特殊な清掃をします。
原体を除去していくので臭いの元は取り除けます。
<3日目>
光触媒を使って、室内全体を抗菌コーティングしていきます。
すでに浸みついてしまっている臭いを分解して消臭していくので
室外に悪臭が漂う心配がなくなります。
そして、時間の経過と共にこの光触媒効果は持続・強化されていきます。